【新版】地道力~目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない~(國分利治)を読んだ感想
どうも、ゆんがつ(@GATULOG)です。
國分利治(こくぶんとしはる)さんの「地道力~目先の追求だけでは成功も幸せも得られない~」という本を読みました。
美容グループ株式会社アースホールディングス代表取締役の國分さんが、経営者になるまでの経緯や、経営者となってからの信念や人材育成論について書かれた本でした。
感想としてはテレビにもよく出ている國分さんですがメディアで見せる軽そうなイメージとは違い、芯の強い力強い信念の元仕事に打ち込んでいる方だと感じました。
地道力の著者である國分利治さんとは
- 國分利治(こくぶんとしはる)
- 株式会社アースホールディングス代表取締役
- 1958年生まれ、福岡県出身
- 19歳で美容院経営者になることを決心し上京
- 20代前半で美容室の店長、17店舗を管理するマネジャーになる
- 30歳で独立「Hair&Make EARTH(アース)」1号店をオープン
- 大型店舗展開で業績を伸ばし全国に200店舗以上を展開
- ロンドン進出、EARTHサーフィンハウスを建設するなど勢力的に活動
地道力とは誰にでもできるが継続できるかは自分の意思次第
年収10憶円以上を稼ぐ成功をした國分さんは365日休まず地道に働き続けることが成功の秘訣だと言います。
本著の中で語られている國分さんが大切としているポイントについて紹介します。
3年間休まずに働く
頑張るの最低ラインは石の上にも3年だとし、その3年を経験することで自分に仕事があっているのか好きなのかがわかるとしています。
また、國分さんは成功するためには精神的なタフさが必要だとし「汗の量は幸せの量」だと言います。
ビジネスには失敗がつきものであり、どんなに能力がある人でも苦しい時期を乗り越える力がなければ踏ん張った先の成功にはたどり着けません。
頑張っているの基準を高くし3年間本気で仕事に取り組むことで、自分と仕事の適正がわかり精神的なタフさを手に入れて成功へとつながるのだそうです。
「主演・自分」の映画シナリオを描く
個人的に本著を読んで一番頭の中に残った考え方です。
「自分の映画を撮っているつもりで毎日を過ごす」ことで苦労していることを楽しくするという方法です。
成功するためには努力が必須であり、その道の半ばでは必ず苦労を耐えていかなければならない場面が出てきます。
そんな時に将来の目標にたどり着くまでの映画のワンシーンだ、と思って苦労をすると楽しくなりそうじゃないですか?
いい意味で自分に酔う力を身に着ければ、困難や苦労が訪れても乗り越える要素として働いてくれるはずです。
成功したければ言葉を管理すべし
多忙な日々が続いて「疲れたなぁ」と言いそうになったら「疲れ、、、てなんかない!」とするように意識改革をすると身体にも違いが出てくるそうです。
実際に意識して「疲れた」という言葉を使わないようにすると身体が疲れにくくなるとの話があるそうです。
リーダーである人の意欲、モチベーションはその組織に感染していくので発する言葉を管理して、ポジティブに物事を捉え周囲にもいい影響を与えるべしとのことです。
まとめ:地道力~目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない~を読んだ感想
田舎のヤンキー上がりで努力型でもなかったという國分さんが、いかにして一大グループを作り上げたのか、その成功のために著者自身が実践したことが書かれた本でした。
本著では全部で64の地道に努力する考え方が書かれていて、その内容は誰もがやったらできそうなことです。
3年間365日働き続けるなど共感しにくい考え方もいくつかありましたが、目標を立て努力することが成果や楽しみに変わっていくとの考え方は共感できる内容でした。
目標を持って努力をコツコツ地道に継続していけるのかが、成功につながるヒントになっていると感じる本でした。